どんな勉強をするの?

電気科では、まず「電気基礎」で電気についての全般的な理論を学びます。そして電気のエネルギーとしての働き(電気機器・電力技術など)を学び、さらには電気の信号としての働き(電子技術・電子計測制御など)を学びます。
実習は、第二種電気工事士合格をめざした電気工事単位作業の実習、製作実習などをします。
具体的には下表のような授業・実習があります。(※の2科目は現3年生・電子技術コース選択者履修。H27、28年度入学生は※に替わり「電子回路」を4単位履修します。)

工業技術基礎 電気科で学ぶ上の基礎となる実習です。基本的な電気計測、電気工事、テスターの製作などです
課題研究 6~8グループに分かれ、電気関係・電子関係のテーマで研究します。
実習 電気機器・電気計測・電子・制御の各分野の実習を行います。電気工事単位作業の実習、製作実習(アンプの製作)も行います。
製図 線や文字の描き方を学びます。その後、電気工事配線の製図を手書きとコンピュータを使って行います。
情報技術基礎 コンピュータの仕組み、動作を学び、C言語の学習を通して、情報技術検定3級の合格を目指します。
電気基礎 電気に関する基礎的な知識と技術の習得。直流回路・磁気・静電気・交流理論・電力について学びます。電気科の基幹教科です。
電気機器 発電機・電動機(モーター)・変圧器(トランス)などについて原理・構造・特性・取扱いについて学びます。
電力技術 水力・火力・原子力などの発電のしかたや、電気を効率よく送る送電技術、配電技術に関して、原理や設備などについて学びます。
電子技術 半導体素子であるダイオード・トランジスタなどの回路について学ぶ。またその基礎技術の上に増幅回路や電源回路について学ぶ。
電子計測制御 ※ シーケンス制御、フィードバック制御、コンピュータ制御について学ぶ。
ハードウエア技術 ※ コンピュータの概論について学ぶ。また論理回路の設計法やネットワークについても学ぶ。

実習や課題研究って何をするの?

実習で実践的な技術者を目指し、実習に力を入れています!

0 jissyu_05.jpg(6944 byte) jissyu_06.jpg(4368 byte) 工事士実技
2年生のインターンシップの様子です。 オシロスコープの実習です。
電気は目に見えないので、
このような機器を使い電気の働きを調べます。
絶縁抵抗の実習です。 第2種電気工事士の受験に向けて特訓中の写真です。

課題研究では、実習で実践的な技術者を目指し、実習に力を入れています!

ものづくりコンテスト電子回路部門に
出場しています
リニアモーターカー

平成27年度の主なテーマ

バブルリング発生装置の製作 出雲産業フェアに出展。大人気でした。
電気工事の実践 実際に電気工事を行いました。
2Dシューティングゲームの製作 マイコンボードとゲームエンジンを使用し製作しました。
スマートメータの製作 測った電力を無線で飛ばし、電力表示させました。
めざせランニング発電 圧力センサを利用して製作しました。
ソーラー発電によるSBO表示機の製作 ソーラー発電の電力を利用して動作させることに成功しました。
水力発電による電力供給 電力供給システムの構築に挑戦しました。